エコキュートナビが職人に要求する工事基準

【オール電化施工に関する注意事項】
商品の中に、「取扱説明書」と共に梱包されている 『据付工事説明書』をよく熟読して、それに従い施工して下さい。なお、 『据付工事説明書』は6ヶ月ごとに改定されるので、注意して下さい。

『据付工事説明書』の中で、「こんなことまでしなくても!」、「こんなやり方は俺はやらない!」など、自分で判断して、工事仕様を変更しないで下さい。その際には、必ずサンユウ社に相談して、指示を仰いで下さい。

以下に『据付工事説明書』以外のことや、迷うことについて記入してありますので、熟読して不明な点は質問をして下さい。一部電力会社やメーカーによって違うことがあると思いますが、不明な点はご質問下さい。
指示がないときは、朝 9時より工事を開始し、少なくとも9時5分前には現場に集合すること。遅れるときは必ず連絡して下さい。
工事前にお客様に対して、そろって挨拶して、開始する。
施工現場での身だしなみには注意し、茶髪・ピアス・サンダル等は禁止。
作業中は禁煙。
施工終了後、お客様に使用説明・ブレーカー等の位置の確認をしてもらい、取扱説明書をお渡しし、保証書については後日郵送することを説明して下さい。
施工後の現場の清掃・忘れ物の確認をする。

分電盤・電気申請編
1. 分電盤の容量変更は、施工依頼書記載のとおりとすること。「当日指示」とあるときは、営業担当者もしくはお客様と打ち合わせのこと。
2. 漏電遮断機(ELB)が30Aの場合
6KVA契約にするときは、銅バーが30A用の場合、ELB40A分電盤に 交換するか、ELBを40Aにして子ブレーカー をすべて再配線するかの どちらか安い方をすること。
7KVA契約以上にするときは、主開閉器の2次側よりIH・エコキュートの配線をすること
営業からの要求で、ELBを 30Aのままにするときは、IH本体に添付されている工事説明書に従い、IH本体のパワーセーブをすること
3. 電力会社サービスブレーカー(SB)が30Aのときは、工事当日電力会社へ連絡して、従量電灯Bの60Aとして下さい
4. 設置終了後、分電盤のすべてのブレーカー等のマス締めをして、ほこり等の掃除をすること
5. 電力会社への種別変更申請は、当日夜か翌日までに、申請して、「電力会社の種別変更日のご連絡」という用紙で、サンユウに速やかに変更日をFAXして下さい。なお、子柱申請等で、変更に10日以上掛かることが判明した場合には、サンユウへ連絡のこと

IH編
1. 分電盤より専用回路を取り、値段の安いSV線でなく、 高いCV線を使用のこと
2. 太さは、 30Aタイプの場合には3.5スケアー以上又はF2.6以上、20Aタイプの場合には2.0スケアー以上又はF2mm以上とする
3. 200Vの専用コンセントを作ること(IHと直結しないこと)
4. 配線は、床下でも天井でもOK。屋内は隠蔽すること
5.

ガスコンロをはずしたら、その周りをマジックリン等で掃除をすること

6. ガス管には、メクラキャップを忘れずにすること

エコキュート・電気温水器編
1. エコキュートの配線は、 7KVA以上の場合には原則分電盤の2次側からとること。6KVAの場合にはお客様と相談の上、分電盤の1次か2次を決定するが、落ちそうなお客様は1次側から取ること
2. 分電盤の1次側から取った場合のブレーカーブックスは、耐光性を考慮して1流メーカーのものを使用すること
3. ブレーカーブックスは、必ず下から穴を開けて配線すること。また明けられないように、ワイヤー等で鍵をすること
4. リモコン線を既設のリモコン線とつなげるときは、必ず圧着すること
5.

電線はすべてPF管に入れ、色はベージュとグレーを用意して、家の外壁に合わせること。
なお、PF管は品質に問題のある3流メーカーのものは使用しないこと

6. 床下よりの配線・配管の出入り口には、必ずパテの処理をすること
7.

ガスボイラー撤去後の汚れ穴等は、コーキング処理をすること

8. 浴室リモコンの周りはすべてコーキングすること
9. ボイスリモコンの場合には、シャワー等の水が頻繁に掛かりそうな位置にあるときは、お客様と相談して位置の変更を考えること(故障しやすい)
10. 1日工事とするため、基礎は鉄筋の入った石板を使用する(厚さ :40mm以上、幅:700mm以上、奥行き:790mm以上)
11. 基礎板及びヒートポンプの下は、よく定圧して傾かないようにすること。凍結地域では、凍結深度まで掘り割栗石と乾燥セメントでよく固めてから基礎板を置くこと
12. ヒートポンプとタンクとの間は、原則銅管( 12.7mm・4分管)とし、95℃以上OKの耐熱性・耐食性に優れた架橋ポリエチレン管なら使用可とする(値段が高いが)
13. ヒートポンプの下は、プラロックを使用する。ブロックは使用不可。
14. ヒートポンプの設置場所は、音と風を考慮して、お客様とよく相談して設置のこと
15. ヒーターバンドを巻くかどうかは、お客様とよく相談して決定して下さい。なお、配管の距離が長いときやフレキ管が伸びているときは必ず巻くこと。
16. 仙台以北等の外気温がマイナス 10℃以下になる地域では、循環配管にもヒーターバンドを巻くこと。
17. 浴槽アダプターで、行き戻りがあるタイプの場合には交換すること
18. ヒートポンプとタンクの間の配管は、間違い安いので行きと戻りにテープ等で印を付けること
19. ヒートポンプとタンクの間の電気配線は別途PF管に入れること
20. ヒートポンプとタンクの水抜きを忘れないこと
21. 試運転をしてから、 30分以上経ってから配管の水漏れを確認すること
22. タンクには、転倒防止金具を忘れずに取り付けること。
23. 床下よりの配線・配管の出入り口には、必ずパテの処理をすること

株式会社サンユウ
施工責任者:倉田豊治
〒 114-0023 東京都北区滝野川7-18-1 APTOビル2階
Tel:03(3916)9511/Fax:03(3916)9408
e-mail:info@sanyuu.com
URL:http://www.sanyuu.com

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